« 不服申立て件数が3.5倍① | トップページ | 網膜色素変性症で障害厚生年金支給決定 »

2015年7月23日 (木)

不服申立て件数が3.5倍②

こんばんは

今日は、現在手続きを進めているうちの3つの案件について、
電話で色々と打ち合わせをしていました。
この3つの案件に共通しているのは、ご家族が協力的だということです。
このブログでも何度も書いていることですが、
障害年金の請求をするには、ご本人様の心身の負担が計り知れません。
ご家族の方はどうか協力をして頂きたいし、
ご本人様も(可能であれば)ご家族の協力を仰ぐようにして下さいね。

さて、昨日は不服申立ての件数が10年前の3.5倍にも膨れ上がっていること、
(報道では)その原因として、審査の不透明さと厳格化が考えられることを書きました。

それに加えて、「いい加減な審査が多い」ことも、
私は理由の一つではないかと考えています。

不服申立てをして成功するケースで、
結構多いのが『保険者による処分変更に係る(再)審査請求取下げ』です。
…ちょっと分かりにくいと思いますので、解説しますね(審査請求の例で説明します)。

審査請求は、社会保険審査官(以下、審査官)が「請求者」の不服申立て内容から、
審査請求の理由として適当かどうかを判断し、
審査の対象として適当である場合は、「保険者側」の意見を求めます。
そして、両者の意見が出揃ったと ころで、
審査官による審査が行われるという流れになっています。

先に書いた『保険者による処分変更』とは、
保険者が社会保険審査官に対して意見書を提出する前に、
自らの非を認めて原処分(元々の決定)の内容を変更することを言います。

真偽の程は分かりませんが、「明らかに保険者側が間違っている」と審査官が判断した場合は、
審査官 から保険者側に、処分変更の打診が行われているとの話を聞いたことがあります。
審査官が決定書を書く のはとても大変な筈です(実際、決定書はかなりの長文です)ので、
こういう打診があるとしても、何 ら不思議なことではありません。

…で、原処分が変更されたのであれば、審査を継続する意味がありませんので、
(再)審査請求の取下げということになります。

まあ、私たち不服申立ての代理人としては、取下げの場合でも審査官の審査で認められても、
結果が変わらないのでどちらも嬉しいのですが。
ただ、中には明らかに審査ミスと思われる案件も少なからずありますし、
その場合は『取下げ』になるケースが多いように感じます。

また、以前あった案件では、「こんな請求は認めない!」と言って返戻があり、
事務センターの担当と結構やりあったことがありました。
兎に角審査に回して欲しいと最終的には押し込んだのですが、
結果は見事に不支給。
直ぐに審査請求をしたところ、保険者があっさりと処分を変更して来ました。
散々偉そうに文句を垂れていたくせに何だそりゃ?と思いましたし、
何ていい加減な、通り一遍等な判断しかしていなかったのかと呆れもしました。


…まあ、それはともかく、10年前の3.5倍にもなっているというのは、
やはり異常だと言わざるを得ませんよね。
皆さんはこの件について、どうお考えですか?



障害年金の請求代行@熊本
【全国対応いたします】
熊本障害年金サポートセンター
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
スカイプ名:tabira-sr

http://www.tabira-sr.com

※お電話はこちらから掛けなおします。
 時間を気にせずご相談いただけます!






« 不服申立て件数が3.5倍① | トップページ | 網膜色素変性症で障害厚生年金支給決定 »

障害年金」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 不服申立て件数が3.5倍②:

« 不服申立て件数が3.5倍① | トップページ | 網膜色素変性症で障害厚生年金支給決定 »

フォト
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

ウェブページ