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2015年4月24日 (金)

慢性腎不全で障害基礎年金支給決定(社会的治癒認められる)!③

Dsc_0917こんばんは

今日のお昼は、久しぶりに吉牛に行きました
たまに無性に食べたくなる、ワタシのソウルフードです
一口食べて、ん…、肉変わりました?
これまでよりもちょっと脂身が多いような

久しぶりに食べてそれなりに旨かったのですが、
ちょっとだけ期待外れだったかな

さて、昨日の続き。

返戻に際して、日本年金機構から、社会的治癒を立証する資料の添付を求められました。
それと、非常に重大な一言が添えてありました。

内科系疾患は、兆候の指摘があったのち、相当期間を経て発症するのが一般的であり、
その場合は一連の傷病と捉えて初診を取る。

※表現は若干変えていますが、原文の趣旨そのままです。

今回の返戻に対してするべきことは、下記の2つだと考えました。

①社会的治癒を立証するための追加資料
②上記文を論破すること


先ず①についてですが、依頼者と主治医に面談し、
今回返戻があったことと、約20年間症状はでておらず医療機関の受診はしてい
ないこと、
この間に3人の子供を出産していること、
社会的治癒とは何かを説明しました。

その上で、社会的治癒の状態にあったと考えられるのであれば、
その旨を一文書いて欲しいとお願いしました。
当然、主治医は当該約20年間を診ていませんので、
あくまでもこちらの証言の範囲内ではありますが、
社会的治癒の状態と考えられる旨の文章を書いていただきました。

次に知人の証言を複数取りました。
請求人との関係、どのような付き合いをしていたか、その間の客観的に見た状態、
その他エピソードなどを文書の中で証言していただきました。

次に②についてですが、平成15年以降の社会保険審査会の裁決例を全て調べました。
あくまでも公表されているのは一部だけなのですが、
この中に慢性腎不全で社会的治癒が認められている例が3つあることが分かりました。
その中の1つに、非常に興味深いものがありました。

学生時代に尿蛋白が出た事実があったが、その後は特に症状を感じない期間が約10年。
その間就職し、給料も上がっている等、職業上のキャリアを長期間続けているという事例でした。

そして、裁決文の中に下記の文書を見つけることが出来ました。

当該傷病につき医療を行うことを必要としなくなったことを意味するものかどうかについては、
これを客観的に立証するものはないが

一方、これを積極的に否定するものもない。
…(中略)…
…途切れることなく職業上のキャリアを続けたということは無視しがたい事実である。

(平成17年11月30日裁決)

この裁決例を添付し、また、私からの意見書を書きました。
内容としては、下記の6点についてです。

①3人の子供を出産している事実。
②主治医が社会的治癒の状態にあったと考えていること。
③この間に明らかな腎機能の低下が認められていたならば、
 産婦人科医が3人もの子供の妊娠、出産を許可することは考え辛いこと。
④知人の証言から、特に症状は感じず、普通に社会生活を送っていたこと。
⑤これだけの理由がありながら社会的治癒を認めないのであれば、
 積極的に否定するものが不可欠であること。
⑥⑤については、当方が知る限り存在しないこと。

返戻から約1ヵ月半後、上記の資料を追加提出しました。

※返戻の際には追加資料等の再提出期限がありますが、
 それまでに資料を準備することが難しい旨をきちんと伝えれば、
 期限を超えても認められます。良ければ覚えておいて下さい。

再提出から約2ヵ月、今回の支給決定に繋がりました。

非常に難しい案件でしたが、結果を残すことが出来て私もホッとしております。
それと同時に、ここまでしなければ社会的治癒は認められないのか、
という厳しい感想も持っております。
※以前、予防のために通院を続けていた(この間、症状は全く出ていない)案件でも、

 同様に返戻があり、かなり頭を悩ませました。

社会的治癒が認められると、それ以降に初めて受診した日が初診日となります。
したがって、これが認められないと障害年金は支給されない、
という方は大勢いるものと思われます。
それだけに審査も厳しくなるのだと思われます。

これから障害年金を請求する方で、社会的治癒の申立てが必要な方へ。
簡単に認められるものではありませんので、万全の準備で請求に臨んで下さい。
それと、この場合は専門的な知識が絶対不可欠ですので、
無理をせず、専門家の手助けを仰ぐようにしたほうが無難だと考えます。




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