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2015年2月17日 (火)

いい報告が出来ました…ですが(審査請求)

こんばんは。

今日の夕方、
10月に審査請求をしていた方の奥様からお電話がありました。
日本年金機構から、
「再調査の結果処分が変更されることになった旨の手紙が来たが、どういうことなのでしょう?」
とのお尋ねでした。

非常に分かりにくいですが、上手くいったということです。
私もホッと胸を撫で下ろしています。

今回の案件は、多発性骨髄腫という、血液のご病気の方からのご依頼でした。
この方は、以前から障害年金を受給していました。
昨年から症状が悪化したことから額改定請求を行いましたが、
等級の変更は認められませんでした。

そこで私が不服申立て代行を受任したのですが、
診断書の内容で一番引っかかったのは、白血球数についてでした。
障害認定要領の中に『白血球数が正常化し難いもの』という項目があり、
これに該当するかどうかが今回のキモでした。

診断書内の検査成績を見ると、白血球数は高度の減少が見られました。
しかし、白血球数は変動しますので、
一時的な減少であるかどうかが診断書の内容からは分かりません。
私もインターネットや書籍を調べましたが、そこは医学のことは素人の社労士。
どれだけ調べても答えは出ません。

そこで主治医に対して手紙を書きました。
手紙には障害認定基準のコピーを添付し、

そこに書かれている『白血球数が正常化し難いもの』に該当するものなのか?
もし、先生がそう思われるのであれば、その旨の意見書を書いて欲しいとお願いしました。
(医学的な判断が必要だと思われるので、私には分からないことも正直に書きました。)

主治医は快く意見書を書いて下さいました。
審査請求の際には、当然意見書を添付し、その内容を引用した理由書を作成して、
審査請求に臨みました。

先月、ご依頼者様の奥様から、お亡くなりになられたことをお電話で聞きました。
生前にいい報告が出来れば良かったのですが、その点が悔やまれます。
それから、審査請求権を奥様に継承して、審査請求を続行。
無事、今日の報告に繋がりました。

先に書いた日本年金機構からの手紙、処分が変更されることになった旨が書いてあるだけで、
具体的に何級になったかは書かれていません。
これから2週間程待つことになります。
しかし、この連絡が来てから不本意な結果が届いたことはありませんので、
間違いなく上手くいっています。
※額改定請求は、障害の程度が増進した場合のみ請求が可能ですので、
 等級が下がることはあり得ません。

今回の結果については、嬉しいというよりホッとしているという感想の方が大きいです。
それと腹立たしいのが、社会保険審査官の審査の後に処分が変更された訳ではなく、
その前に意見書を出す段階で、日本年金機構側が処分内容を変更して来たことです。
先の審査はいい加減だったことを、自ら認めた訳ですね。

障害年金の請求件数は、毎年増加の一途を辿っています。
そんな中で、審査にかかる事務量も増加しているでしょう。
それは分かるのですが、障害年金はその方の生活がかかった重要なものです。
いい加減な審査で請求者を翻弄するのは、止めていただきたいと思います。



障害年金の請求代行@熊本
【全国対応いたします】
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
スカイプ名:tabira-sr

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