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2015年2月26日 (木)

部分的な関わりはお断りいたします

こんばんは

今日は申立書を書いていました
事前にいただいた情報をまとめることになるのですが、
情報を取捨選択し、文章を作り上げる作業はやっぱり大変です
気付いたら2~3時間経過している…、こういうことはザラにあります
一般的に、診断書9割、申立書1割と言われますので、
これを軽く考えている方は少なくないと思います
また、障害年金業務を単なる商売と考えているのであれば、
申立書は適当でもいいのかも知れません。
(9割方診断書で決まるなら、申立書は適当でも商売としては成り立つでしょうから)
しかし、1割でも不安要素があるのであれば、
やはりそれは打ち消す努力をすべきです。
私たちにとっては何件も請求した中の1件かも知れませんが、
依頼者にとっては一生に一度の重大なことです。
『受けるべき方に受けるべき障害年金を届ける』
毎回そう思って、頑張って書いています

さて、今回のタイトルは『部分的な関わりはお断りいたします』です。

障害年金のご相談を受けていて、たまに下記のような要望を聞くことがあります。


「申立書だけ代筆して欲しい」
「診断書の確認だけして欲しい」


部分的にお願いするのであれば、費用も安く済みますからね。
実際、こういった業務を廉価で提供している社労士事務所もあります。

では、私の場合はどうかというと、タイトルにもあった通り、
部分的な関わりはお断りさせて頂いております。

これは、以前私が受けた案件です。

その方は、既に受診状況等証明書だけでなく、診断書の取得も終わっていました。
ですが、最終的な部分は専門家にお願いしたいということで、
私のところに相談に見えられました。
残りの作業は申立書を書くだけ、という段階まで来ていた訳ですね。

では、申立書を書くだけで終わったかというと、実はそうではありませんでした。

診断書を確認すると、記入漏れや整合性の取れない個所が沢山ありました。
先ずはその部分の修正をお願いしなければならなかった訳です。

また、持ってこられた診断書は現在のもの1枚だけで、
障害認定日当時の診断書は取得されていませんでした。
詳しく話を聞いてみると、障害認定日当時も、かなり酷い状態にあり、
遡り請求(障害認定日請求)が可能ではないかと思われました。
しかし某年金事務所では、事後重症請求の話しかされなかったとのことでした。
(非常に困ったことですが、何度か同様の話は聞いたことがあります)

そこで、障害認定日の診断書を書いて貰うべく、
その当時通っていた病院に依頼をしました。
しかし、当時の主治医はそこにはおらず、別の医師から作成を断られました。
仕方なく、その当時の先生(その時は別の病院を開業されていた)を訪ね、
事の次第を説明して、診断書を書いて貰いました。

それから申立書も書き上げて、書類を提出。
3ヵ月後、届いた内容は、障害認定日、現症日共に3級というものでした。

そこで審査請求を行い、無事、(障害認定日、現症日共に)2級で認められました。

因みにこの依頼者の場合は、
別に部分的な関わりを求めていた訳ではありません。

しかし、もし「申立書だけ書いて欲しい」と言われ、
実際に私がそうしていたならば、
年金事務所での説明の誤りに気づくことはなかったでしょう。
そうなると、遡り分は捨てて、現在のところも3級という、
最悪の結果になった可能性が高いと言えます。
(実際、遡り分だけでも数百万円ありましたので、とんでもなく大きな損失になります)

それ以外にも、途中まで請求を進めていた方からのご依頼をいただいたことはあります。
しかし同様に、取得した書類の修正や、

やり直しをお願いすることが非常に多いです。
中には、診断書を再度取り直してもらったこともあります。
(先の診断書は無駄になった訳ですが、
そうすべきと私が判断した場合は取り直しをお願いしています。)

他の社労士がどう考えているかは分かりませんが、
私は部分的な関わりは、専門家としてやるべきではないと考えています。
途中まで書類を揃えていたとしても、やはり1からきちんと確認しないと、
とんでもなく怖いことになり兼ねません。
障害年金は、単に書類を揃えて出せばいいというものではありません。

それに、申立書の代筆や診断書の確認だけを依頼した場合、
依頼した社労士から、恐らく次のように言われるのではないかと思います。

「結果には責任を持ちません」


申立書だけで決まる訳ではありませんし、
診断書の内容についても、
不備や記入漏れがないかを確認するだけで、
本人の状態がきちんと書かれているかまでは確認出来ない筈です。
(これをするには詳細なヒアリングが必要ですし、そうなると廉価では不可能です)

安易に安いサービスを提供するのは、請求者の為にはなりません。
サービスの質が伴ってなければ、請求者は大きな損失を被ってしまいます。
したがって、部分的な関わりはお断りさせて頂いております。




障害年金の請求代行@熊本
【全国対応いたします】
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
スカイプ名:tabira-sr

http://www.tabira-sr.com
※お電話はこちらから掛けなおします。
 時間を気にせずご相談いただけます!






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