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2015年1月21日 (水)

脳梗塞で障害厚生年金支給決定

こんにちは

最近、他の社労士に依頼を断られた方からの相談が増えています。
勿論、障害年金には厳しい要件がありますので、
明らかにこれを満たしていない場合はどうしようもありません。
(納付要件を満たしていないとか、明らかに障害等級に該当しないとか)
しかし、よくよく話を聞いてみると、断った理由が釈然としないケースもあります。
先日も、精神障害者保健福祉手帳を持っていないと障害年金は請求できない、
という、とんでもない答えをされた方がいました。
他の社労士に依頼を断られた方でも相談に乗りますので、
先ずはお気軽にご相談下さい。
一緒に可能性を探りましょう!

さて、昨日まで障害基礎年金の障害認定の地域格差について書いて来ましたが、
この間にも嬉しい報告がありました。
10月に障害厚生年金の請求をしていた方がいたのですが、
無事認められたとのことでした!
今回の案件は、請求時点から認められる自信がかなりあったのですが、
それでもこういう報告はとても嬉しいです

今回の依頼者は脳梗塞の方でした。
脳梗塞とは、脳血管の血栓等により、脳の血の巡りが極端に悪くなり(正常時の5~10分の1程度)、
脳組織が酸素欠乏や栄養不足の状態に陥り、
その部位の脳組織が壊死(梗塞)してしまったものを言います。

脳梗塞と一口に言っても、その症状はさまざまであり、
意識障害、片麻痺、言語障害、言語障害、ふらつき、嚥下障害、高次脳機能障害など、
さまざまな症状が発生します。

その方の症状に合わせて、先ずはどの診断書を用意するかを考えなければなりません。
片麻痺であれば肢体の障害用の診断書(様式第120号の3)、
言語障害、ふらつき、嚥下障害であればそれら専用の診断書(様式第120号の2に全て記入可能)、
高次脳機能障害であれば精神の障害の診断書(様式第120号の4)に書いて貰います。

勿論、症状に応じて全ての診断書を取ればいいのですが、
それでは診断書代もバカになりません。
そこで、症状の重いもの、
障害等級に該当する可能性のあるものを選択して書いて貰うのが一般的です。

今回は、症状の重い片麻痺と言語障害について計2枚の診断書を書いて貰いました。

診断書の内容について、

片麻痺…2級または3級だが、多分3級相当(最近は審査が厳しいのでこの評価)
言語障害…2級相当
2つの障害を併合しても2級のまま。


というのが私の見解でした。

しかし、私の予想は外れ、1級での障害認定となりました。
※恐らく、肢体が2級となって、併合認定して1級となったものと思われます。

私の予想は外れたのですが、1級になったことで、
2級の1.25倍(加算部分はそのまま)の年金額が支給されることになったのは良かったと思います。

今回予想よりもいい結果となったのは、一つは申立書の存在があると思います。

「障害年金は9割方診断書の内容で決まる」


こういう記述をインターネット等でみたことのある方も多いのではないでしょうか?

勿論、この数字は日本年金機構や厚生労働省が出したものではありません。
しかし、医師が医学的見地に基づいて書いたもの(診断書)と、
請求者が自分の目線で書いたもの(申立書)のどちらを重要視するかというと、
これは当然前者の方でしょう。
これについては私も何ら異論はありません。

しかし今回のように、2級でも3級でもおかしくないような診断書は少なくありません。
こういう場合に、申立書をしっかりと書いておくことで、
適切な等級に認定されることもあるのです。

また、不本意な結果が出た場合は不服申立て(審査請求、再審査請求)を行いますが、
ここで申立書の内容が意味を持つこともあります。

今回の事例を通して、改めて申立書の重要性について再認識しました。

これから障害年金の請求をお考えの皆さま。
申立書はきちんと仕上げるようにして下さい。
病歴が長い方については当然書くことも多くなりますし、
そもそも思い出すのだけでも大変です。
しかし、後で不利益を被らないためにも、きちんとやっていただきたいと思います。




障害年金の請求代行@熊本
【全国対応いたします】
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
スカイプ名:tabira-sr

http://www.tabira-sr.com
※お電話はこちらから掛けなおします。
 時間を気にせずご相談いただけます!






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