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2014年10月23日 (木)

遺族厚生年金の要件を満たさない方へ①

こんばんは

今日は障害年金のご依頼を頂いている方と打合わせをしていました。
診断書が出来上がって来ましたので、本来であれば今月中の申請を目指すのですが、
その内容から、急いで出すべきではないことが分かり、
今後どういう風に申請を進めて行くべきかについて話していました。
早く出したいのは山々なのですが、焦って提出して不支給になっては本も子もありません。
場合によってはじっくりと腰を据えて、それなりの資料や意見書が必要な場合もあるのです。
転ばぬ先の杖は大切です。
しかし、この辺りの判断は一般の方では難しいと思います。
少しでも不安のある方は、是非ご相談下さい。

さて、今回のタイトルは『遺族厚生年金の要件を満たさない方へ』です。

先ず予備知識として知っておいていただきたいのですが、
遺族厚生年金には長期要件と短期要件というものがあり、
下記のいずれかに該当する必要があります。
※長期要件と短期要件では、年金額の計算の仕方に違いがあります。
 しかし、今回の趣旨からは外れますので、説明は割愛いたします。

【短期要件】
①厚生年金の被保険者が死亡したとき
②被保険者であった者が、被保険者の資格を喪失した後に、
 被保険者であった期間に初診日がある傷病により当該初診日から起算して、
 5年を経過する日前に死亡したとき
③障害等級の1級または2級に該当する障害状態にある、
 障害厚生年金の受給権者が死亡したとき


【長期要件】
④老齢厚生年金の受給権者、
 または老齢厚生年金の受給資格期間を満たしたものが死亡したとき


そして、①②については、保険料納付要件も問われます。
(③④については問われません)
※保険料納付要件は障害年金のものとほぼ同じで、
”初診日”を”死亡日”に読替えていただければ大丈夫です。
※(参考までに)障害年金の初診日要件は
コチラをご参照下さい。

したがって、①や②に該当するにも関わらず、
死亡日の前日において保険料納付要件を満たしていないことで、
障害厚生年金が支給されないことがあります。

例えば②のケース。
在職中に発病し、治療を開始。
その後急速に症状は悪化し、退職を余儀なくされる。
退職後は収入がない上に治療費がかさみ、経済的にも困難な状況に陥る。
当然年金を払う余裕はなく、滞納を続ける(保険料免除はしていない)。
その後死亡したが、退職から死亡まで保険料を支払っていなかったことで、
保険料納付要件は満たしておらず、遺族厚生年金が支払われない。

こういったケースは実際にあります。

その際に、前回書いた未支給の障害厚生年金が認められることで、
遺族厚生年金の受給権が発生することがあるのです。

もう少し詳しく書きたいと思いますので、続きはまた次回。



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たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
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