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2014年4月14日 (月)

障害年金の請求をすると損をすることがある!?

こんばんは

今日は、熊本市内の某病院に行っていました。
現在ご依頼を受けている障害年金の案件について、
初診日の証明を取る為です。
この病院にはカルテは残っていませんでしたが、
幸い受診歴がコンピュータ上に残っており、それを出力して頂きました。
この病院の医療ソーシャルワーカーの方と取りをさせて頂き、
迅速に対応して頂きました。
医療ソーシャルワーカーのM様、本当に有難うございました<m(__)m>

さて、今回のタイトルは『遡りの請求をすると損をすることがある!?』です。
これは、実際に起こり得る事ですので、皆さん注意していただきたいと思います。
…と言っても、なんのこっちゃ分からないと思いますので、具体例で示したいと思います。

例えば、下記のような方がいたとしましょう。

64歳女性:(現在受給中の年金)特別支給の老齢厚生年金約40万円/年
※年金額の計算の基礎となる被保険者期間は150月とする。

この方が左足股関節に人工関節を挿入した場合、
初診日に厚生年金に被保険者であり、かつ保険料納付要件を満たすことで、
3級の障害年金を受給することが可能です。

ところで、3級の場合は最低保証額があり、その額は約58万円/年になっています。
ということは、現在貰っている特別支給の老齢厚生年金よりも、
裁定でも約18万円/年高くなるということです。

ここだけを見ると、それなら請求した方がいいと判断しそうなのですが、
そうとばかりは言えません。

例えばこの方に夫(66歳)がいて、老齢厚生年金と老齢基礎年金を受給していたとしますね。
※厚生年金の被保険者期間は370月とする。

この場合、
夫の厚生年金の被保険者期間240月以上、
妻の厚生年金の被保険者期間240月未満、かつ65歳未満ですので、
夫の老齢厚生年金には加給年金額が加算されています。
因みに加給年金額は、生年月日によっても異なりますが、
昭和18年4月2日以降に生まれた方であれば、約39万円/年となっています。

ところで、この加給年金ですが、
対象となる配偶者が障害年金を受給している場合は支給停止にするというルールがあります。
したがって、奥さんが障害年金を受給したことによって、
約39万円年金額が下がるということになります。

…ということは、
奥さんの年金は+18万円、ご主人の年金は-39万円ですので、
この家トータルで考えると、-21万円となり損をすることになるのです。
勿論、損をしたとしても、それに気づいて直ぐに特別支給の老齢厚生年金を選択すれば、
手続きをした翌月から、また元の形で年金が支給されることになります。
(要するに、傷口は浅くて済むということです)

しかし、数年の遡り請求を行っていた場合は、夫は数十万円の返還を求められることになります。

今回の事例は、私が考えたフィクションです。
しかし、同様の事例は実際に聞いたことがあります。
現在60歳以上で老齢厚生年金を受給している方で、
試算してもらったら障害年金の方が高いので障害年金の請求をお考えという方。
ご自分だけでなく、配偶者の年金も考慮して考える必要がありますよ。
そうしないと、とんでもないことになり兼ねませんよ。




 
障害年金の請求代行@熊本
【全国対応いたします】
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
スカイプ名:tabira-sr

http://www.tabira-sr.com





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