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2014年3月13日 (木)

1年待たなくていいようになります、しかし…(かなり限定されています)

こんにちは

今週末は、私が所属するSRG九州・沖縄の総会と合格祝賀会があります(博多にて)。
そこで、私も40分程度、開業から現在までのお話をすることになっています。
昨年11月の合格発表から4か月、
合格したはいいものの、これからこの資格をどう生かしていこうか?
そういったお悩みを抱えておられる合格者の方もいらっしゃることでしょう。
開業だけがこの資格を生かす道だとは思いませんが、
1つの選択肢であることは間違いありません。
私の開業体験を通じて、何かしらのヒントになればと思います。
(その前に資料作んなきゃ

さて、今回のタイトルは『1年待たなくてもいいようになります、しかし…(かなり限定されています)』です。
今回は、昨年の10月に書いた内容の続きになります。
(このブログ
『1年待たなくていいようになります、しかし…』をご参照下さい。)

障害年金には額改定請求というものがあります。
これは、障害の状態が増進したということで、現在よりも上位の等級への変更を求めるものです。
(例えば、現在3級の人が2級への変更を求めるなどがこれに当たります)
そして、現在は1度等級が決定してしまうと、
1年間はこの額改定請求が出来ないことになっています。

これが、来月4月からは、法改正により、障害の程度が増進したことが明らかである場合は、
1年待たなくても額改定請求が出来ることになっています。
じゃあ、障害の程度が増進したことが明らかである場合とは、具体的にどの様な場合なのか?

昨年、額改定請求に関する専門家の会合が行われていますが、その報告書によると、
次の22項目に限定することになっています。
(ちょっと多いですが、非常に重要なことですので全て列挙いたします。)

①両眼の視力の和が 0.04 以下となった場合
②両眼の視力の和が 0.05以上 0.08 以下となった場合
③両眼の視野がそれぞれ 5度以内となった場合
④両眼の視野がそれぞれ中心 10度以内におさまるもので、
 かつ、10度以内の8 方向の残存視野の角度の合計が56 度以 下となった場合
⑤両耳の聴力レベルが 100デシベル以上になった場合
⑥両耳の聴力レベルが 90 デシベル以上になった場合
⑦喉頭全摘出手術を施した場合
⑧両上肢のすべての指を欠いた場合
⑨両下肢を足関節以上で欠いた場合
⑩両上肢のおや指及びひとさし指又は中指を欠いた場合
⑪一上肢のすべての指を欠いた場合
⑫両下肢のすべての指を欠いた場合
⑬一下肢を足関節以上で欠いた場合
⑭四肢又は指の麻痺(完全麻痺に限る)
(脳血管障害又は脊髄 の器質障害については6か月以上継続した場合に限る)
※完全麻痺以外の麻痺は、障害の程度の増進が明らかで なく、
 明確な要件とは言えないため。また、脳血管障 害又は脊髄の器質障害については、
 障害の固定が認め られるまでに6か月程度必要であるため。
⑮心臓移植又は人工心臓(補助人工心臓を含む)の使用
⑯CRT(心臓再同期医療機器)又はCRT-D(除細動器 機能付き心臓再同期医療機器)を装着した場合
⑰人工透析療法の施行(3か月以上継続した場合に限る)
※一時的な人工透析療法の施行を除外するため。
⑱人工肛門を造設し、かつ、新膀胱を造設した場合
(人工肛 門については6か月以上継続した場合に限る)
※一時的に利用する人工肛門を除外するため。
⑲人工肛門を造設し、かつ、尿路変更術を施した場合
(6か月以上継続した場合に限る)
※一時的に利用する人工肛門及び一時的に行う尿路変更 を除外するため。
⑳人工肛門を造設し、かつ、完全排尿障害状態
 (カテーテル 留置又は自己導尿の常時施行を必要とする状態)にある場合
 (6か月以上継続した場合に限る)
※一時的に利用する人工肛門及び一時的な完全排尿障害 状態を除外するため。
㉑脳死状態又は遷延性植物状態になった場合
(遷延性植物状 態については3か月以上継続した場合に限る)
※遷延性植物状態については、障害の固定が認められる までに3か月程度必要であるため。
㉒人工呼吸器の装着(1か月以上常時継続した場合に限る)
※一時的な人工呼吸器の装着を除外するため。

要するに、ここに該当しない障害の場合は、
従来通り1年待たなければ額改定請求は出来ないことになります。

勿論、改正法の施行日は4月1日からですので、
それまでに覆る可能性が全くないとは言えません。
しかし、恐らく覆ることはないでしょう。

私も何人かの精神疾患で障害年金を受給中の方から、
この額改定請求についてのお問い合わせをいただいております。
しかし、精神疾患はここの22項目には入っていませんので、
従来通り1年待たなければならないことになります。
ご注意下さい。



障害年金の請求代行@熊本
【全国対応いたします】
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
スカイプ名:tabira-sr

http://www.tabira-sr.com







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