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2013年10月25日 (金)

年金の歴史⑤

こんばんは

今日嫁さんから、「あんたはちくわ耳だ」と言われました
意味は瞬時に分かりましたが、初めて聞く言葉でした
「普通わかるやろ?」と言われたので、ネットで調べてみましたが、
私同様に知らない方も多かったようです(ちょっとホッとしました)
皆さんは「ちくわ耳」って言葉使ってますか?

さて、年金の歴史の5回目。

国民年金がスタートした当時、国籍要件というものがあり、日本国籍を持たない者は、
被保険者となることが出来ませんでした。
国籍要件が撤廃されたのは昭和57年1月からですので、
国民年金が全面スタートしてから実に20年近く排除されていたということです。

ところで、かつてのサラリーマンの妻や学生だった期間に任意加入していない場合は、
障害年金が支給されないという問題がありました。
この問題に対して、平成17年から特別障害給付金制度がスタートしたことにより、
一定の救済措置がなされていることは、前回のブログで書いた通りです。

しかし、この特別障害給付金の対象に、在日外国人は入っていません。
国民年金法が全面スタートしてから約20年、
その間に初診日のある在日外国人障害者については、何ら救済されていないということです。

また、老齢年金については、25年間という受給資格期間を要件として必要としていますが、
合算対象期間といって、かつてのサラリーマンの妻や学生であった期間は、
25年要件には参入していいことになっています。
(年金額には参入されませんが)

そして、昭和36年~56年までの国籍要件によって加入がみとめられていなかった、
在日外国人であった期間についても、この合算対象期間として処理されます。

しかし、この期間が合算対象期間として認められたのは、
昭和61年4月になってからのことです。
国籍要件が撤廃されてから、実に4年以上が経過していました。

この4年間に本来なら年金が貰えたであろう人も沢山いました。
しかし、この人たちに何ら手立ては打たれていません。

更に、強制加入となった昭和57年当時、既にある一定の年齢に達していた方につては、
最大期間年金を納めたとしても年金を貰えないことから、任意脱退の道を選んだ方もいました。
合算対象期間が国籍要件撤廃と同時に認められていれば、こんなことにはならなかった筈です。

今回は在日外国人の年金の歴史について書きました。
勿論、ここに書かれていることはほんの一部です。
戦争によって不本意に日本に連れてこられ、
戦後は日本で必死に働いて日本で税金も納めていた在日外国人の方々。
その方々に対して、余りにも酷い仕打ちだと思います。

何かしらの救済をはかっていただきたいものです。


障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
http://www.tabira-sr.com





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