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2013年5月 7日 (火)

休業手当②

こんばんは

今日のお昼は、『餃子の大将』で焼き飯と餃子でした
この2品は正にゴールデンコンビ(言いすぎ?)
しかも、合計で577円は嬉しいですね
でも、こんなのばっかり食べてるから、腹まわりが成長するんでしょうけど

さて、『休業手当』の2回目。
今回は誤解の多いところを解説したいと思います。

前回、休業手当の額は平均賃金の60%以上である必要があると説明しました。
では、丸々1日ではなく、1日の一部について使用者の責めに帰すべき休業が生じた場合はどうなるのか?

【例】
Aさんは、所定労働時間が8時間、時給1,000円の工場で働いていました。
ある日、不況により生産調整を行うことになり、6時間で帰るように言われました。
※平均賃金を8,000円とする。


【よくある間違い】
自宅待機を命じられた時間は2時間なので、

1,000円 ×2時間 × 60% = 1,200円

答え:休業手当として1,200円を支払わなければならない。 ←間違いです


【正解】
休業手当の額は平均賃金の60%なので、

8,000円 × 60% = 4,800円・・・①

一方、その日の賃金は・・・

1,000円 × 6時間 = 6,000円・・・②

①≦②であることから、

答え:休業手当の支払い義務は生じない。


平均賃金は1日当たりの額であって、時給で表すものではありません。
したがって、平均賃金の60%以上の支払いが行われるのであれば、
休業手当の支払い義務は生じないのです。

労働者にとっては納得がいかないかも知れませんが、あくまでも生活保障という目的ですので、
生活保障の額(平均賃金の60%の額)以上が支払われているのであれば、
それ以上の保障義務はないという考えなんですね
(・・・やっぱり納得いかないでしょうが

ただし、労働基準法上の問題は生じませんが民事上の問題は残ります。
このブログをお読みの使用者の方がいましたら、くれぐれも悪用するのは止めて下さいね。
(間違いなく労働者の反感を買い、会社に対する気持ちが無くなりますので)

因みに①>②の場合は、①-②に相当する額が休業手当の額となります。



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
http://www.tabira-sr.com




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