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2013年5月28日 (火)

割増賃金①

こんばんは

昨日、私の住む熊本県が梅雨入りしました
例年より9日、昨年より3日早い梅雨入りだそうです。
ジメジメして嫌な季節というだけでなく、近年は異常なほどの大雨で水害なども起きています。
今年はそのようなことがないように祈りたいですね。

さて、今回は割増賃金について書きたいと思います。

割増賃金が発生するのは、下記の3つの場合です。


①法定労働時間を超えて労働させた場合
②深夜に労働させた場合
③法定休日に労働させた場合


先ず、①法定労働時間を超えて労働させた場合ですが、
25%以上割増した賃金を支払う必要があります。
(時給1,000円の場合は1,250円以上になるということです。)

では、法定労働時間とは何か?
具体的には下記の通りです。

1日について8時間、1週間について40時間
(特例対象事業場の場合は1日について8時間、1週間について44時間)
※特例対象事業場とは、常時10人未満の商業、映画・演劇業、保健衛生業、接客娯楽業

「残業代については25%割増しになる」

という話を良く聞きますが、それは必ずしも正しいとは言えません。

例えば1日の所定労働時間(元々決まった労働時間)が7時間であった日に、
3時間の残業が発生した場合を考えてみましょう。
※時給を1,000円、深夜労働、休日労働はないものとする。

先ず、所定労働時間は7時間ですので、

1,000円×7時間=7,000円・・・①

因みにトータルでの労働時間は10時間(7時間+残業3時間)ですので、
法定労働時間を超える残業時間は、

10時間-8時間=2時間

この分の賃金は、

1,000円×25%×2時間=2,500円・・・②

法定労働時間内の残業時間は、

3時間-2時間=1時間

この分の賃金は、

1,000円×1時間=1,000円・・・③

したがって、この日に支払われる賃金は、

①+②+③=10,500円

いかがでしょうか?
割増賃金が発生するのは、あくまでも1日の法定労働時間(8時間)を超えた部分だけなんですね。
ただし、法定労働時間内の残業に対しても、割増賃金は必要ありませんが、
通常の(100%分の)賃金は発生しますからね。

基本的な部分ですが、労働者・使用者双方から結構質問を受ける部分です。
しっかりと覚えておいて下さいね。

今回は割増賃金が必要になるのは3つの場合であることと、
法定労働時間を超える労働時間に対する割増賃金について見て行きました。
あと2つについては、また次回



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
http://www.tabira-sr.com




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