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2013年4月11日 (木)

診断書の書き直しは認められません(不服申立て)

こんにちは

今日、ある方から代理での不服申立てを正式に受任することになりました。
ご自分で障害年金の請求をされたが、結果に納得できないということでご相談をいただいた件です。
提出した診断書等を見ましたが、これで3級はオカシイのではないかと私も思う内容でした。
(ご本人様のプライバシー保護のため、これ以上詳細には書けません。ご了承下さい。)
最近、不可思議な決定が増えています。
結果に納得が行かなければ、堂々と不服申立てをしましょう

さて、今回は不服申立ての際の注意点について書きたいと思います。

障害年金における不服申し立ては、決定した処分について行います。
要するに3級になったとか、不支給決定になったことに対して不服を述べる訳です。
そして、その納得のいかない決定が何を根拠になされたかというと、
皆さんが既に提出した診断書等の内容を基にしています。

したがって、既に提出した診断書等の内容を見て、


「こう書いてあるのに3級はおかしいのではないか」

「内容から判断するに障害認定基準の解釈と合致するのではないか」


といった論点で進めて行くことになります。

結局何が言いたいかというと、
診断書を書き直してもらったものを提出しても、
それは認めて貰えない
ということです。
(完全に後だしジャンケンですからね、当然と言えば当然です。)

もちろん、その訂正した内容が事実に基づいていて、それが立証出来れば可能性は出て来ます。
その為には、書きなおしの根拠となるものが、
カルテや入院時の生活記録等に記載されていることが必須条件です。
そして、それを物証として提出することも求められるでしょう。

でも、そこまでされたら主治医も気分を害するのではないでしょうか?
それでも強引に話を進めようとするならば、主治医との関係が壊れてしまうことも考えられます。

この辺の考え方は完全に性悪説です。
でも、最初に出したものと内容が変わっていたら誰だって疑いますよね?
その疑いを晴らさない限り、書きなおしたものが認められることはまずありません。

診断書を作成して貰うにも結構なお金が掛かります。
安くても5千円、中には2万円程度かかることもあります。
そして、殆どの場合無駄な出費に終わってしまうことになるでしょう。

「診断書を書き直してもらって出し直せばいい」

その様な安易な考えは禁物です。

あくまでも、先に提出した診断書等の内容を基に争うということを覚えておいて下さい。

このように、不服申立てをするにもそれなりのやり方と、知っておくべきルールなどが存在します。
不服申立てについては、一般の方がご自分でやって認められるのは至難の業と言えるでしょう。
無理をせずに、障害年金を専門としている社労士にご相談下さい。
私で良ければ
コチラからお願いします
(電話でも構いません。)



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
電話:096-221-1318
http://www.tabira-sr.com




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コメント

中国の兵法書を読んでますと、最初に書いてあるのは、「戦わずして勝つ」と言うことですね。
戦えば幾ばくかの被害を受けるわけだし、戦わずに超したことはない。
それでも、戦わなければならないときに、この法を使いなさい。と言うわけです。
最初が肝心。初めからきちんと診断書を書いてもらうことが重要でないでしょうか。

ここからレアな経験談。
生活保護で障害者の方は、障害の程度によって保護費が上乗せされます。
同じ障害でも、法律によって障害の程度が異なることがありますよね。
これ、法律の区別なく、直近の障害の程度によるという、かなり無茶な制度です。

具体的に言うと、
身障手帳を生活保護受給者の方が、福祉事務所指導で年金の請求をしたところ、
年金に至らなかった場合、身障手帳が有効でも加算が付けられない、
生活保護費が減額となる可能性があるわけです。はい、トラブルの元です。

と、いうわけで、(具体例は、お話しできませんが)、診断書を書く主治医に、
「もし、年金が裁定されなかったら、お互いトラブルの元ですよねぇ-」と
この仕組みを「優しく」お話して、障害年金の裁定をいただいたことがあります。
脅しですって?いいえ優しい制度の説明です。(笑)


田舎のCWさん、コメントありがとうございます!
仰る通り、最初の提出(障害年金請求書提出)の段階で、きちんとしたものを書いてもらうのが重要です。
そしてきちんと内容を確認し、疑問点などがれば、提出前に解決することが必須です。
提出前であれば、書き直した診断書は普通に認められますので。
それだけやっていれば、変な決定が出ることは少なくなりますし、また、そのような事態になっても堂々と不服申立てが出来ます。
でも現実問題として、一般の方はそこまで分からないまま請求をしているケースが殆どです。
最初から相談して貰えれば何とかなっただろうに…、そういうことが大変多く残念に思います。

それと田舎のCWさんの体験談、面白いですね(笑)
ただ、医者によって対応が相当に違うのではないかとも思いますね。

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