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2013年2月17日 (日)

両下肢に人工関節を挿入した場合~通達の廃止~

2013021711200000こんにちは

昨日、お隣さんからアンパンマンの滑り台を戴きました
自分のところでは使わなくなったからということで譲って頂いた訳ですが、
4歳の娘も11ヵ月の息子も大喜びです
さっきも2人で楽しそうに滑っていました
まあ、そうだよね~、家の中に滑り台があったらテンション上がるよね~
・・・でも、狭い我が家が益々狭くはなりましたが
(でも、子供たちが喜んでるから、まあいっか

さて、今回は両下肢に人工関節を挿入した場合について書きたいと思います。

障害認定基準第7節/肢体の障害 第2下肢の障害には、下記のようにあります。


一下肢の3大関節中1関節以上に人工骨頭または人工関節を挿入置換したものや、
両下肢の3大関節中1関節以上に
それぞれ人工骨頭又は人工関節を挿入置換したものは3級とする。


要するに、両方挿入したからといって2級になるというものではないんですね。
もちろん、挿入後の状態如何によっては、
さらに上位等級になるといった趣旨のことが追記してありますが、
実際には殆どそのようなケースはないものと思われます。
(正直、私は聞いたことがありません。)

ところで、平成22年に次の様な趣旨の通達が出ていました。

両下肢に人工関節または人工骨頭を挿入置換し、
かつ一定の場合については2級以上に認定する。


一定の場合については、詳しくは述べません。
何故ならこの通達は、平成24年9月の認定基準改正の際に廃止になったからです。

認定基準は、障害年金行政の運用実態や医学の進歩などにより、
何度も見直しが行われています。
(現在も眼の障害や高次脳機能障害の取り扱いについて、話し合いが進められています)

それは良く分かるのですが、この平成22年の通達は、
実際に両下肢に人工関節を挿入しておられる方々が裁判によって獲得した権利を明文化したものです。
(東京高裁で2件、松山地裁で1件、原告側が勝訴していました)

この通達が出た平成22年以降、2級に認定された方も少なからずいることと思います。
しかし、更新によって状態は変わらないにも拘らず、
3級に等級が下がるという方もいるのではないでしょうか?

前記の通達は、3名の方々が裁判を経て苦労して掴んだ権利です。
それを僅か2年ほどで廃止にするのはいかがなものかと思います。

認定基準の改正は必要なものです。
また、度々基準を見直して、実態にあった認定基準を構築することはとても大切です。
しかし、それによって障害者の方々の生活が振り回されることはあってはいけない事だと思います。



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
http://www.tabira-sr.com




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