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2012年12月21日 (金)

診断書を書いてもらえない場合は①

こんばんは

今夜8時頃、返信フォームからの受信がありました。
・・・しかし、名前しか書いていませんでした(それ以外の記載はなし)
個人情報ですので名前は出せませんが、
心当たりのある方は、お手数ですがもう一度ご送信下さいm(__)m

さて、今回のタイトルは『診断書を書いてもらえない場合は』です。

以前にも書きましたが、診断書は障害年金の申請をする上で絶対に必要な書類であり、
障害等級を決定する上で、最も重要な意味を持つものです。
(このブログ
『診断書』をご参照ください。)
絶対に必要な書類ですので、これが書いてもらえないと大きな不利益を被ることになります。

障害認定日請求をする場合で、その当時の症状を記した診断書がないと事後重症請求しか出来ず、
最大で5年間分の過去の年金額を受給する事は出来ません。
また、現在の医師に診断書を書いてもらえないのであれば、請求すらすることが出来ません。

診断書は絶対必要なのです。
では何故書いてもらえないのか?

一つは症状が軽く、診断書を書くに値しないと主治医が判断しているケース。
私も医師が書いた本を何冊か読んだことがありますが、はっきりそう書いてあるものも見かけます。
実際にそう言われたというケースもお聞きしますし、私が受任した案件では、
「書くかどうかは私が決める」と言われ、数ヵ月待たされたということもありました。
(まあ、書いてもらえて、その診断書で支給決定されたから良かったのですが…。)

因みに医師法にはこうあります。


診察若しくは検案をし、又は出産に立ち会つた医師は、
診断書若しくは検案書又は出生証明書若しくは死産証書の交付の求があつた場合には、
正当の事由がなければ、これを拒んではならない。
(医師法第19条2)

では、『正当な理由』とは何なのか?

例えば下記のような場合がこれに当たります。
(1)患者に病名を知らせることが好ましくない時(がん告知が拒否されている場合など)

(2)診断書が恐喝や詐欺など不正使用される恐れがある時
(3)雇用者や家族など第三者が請求してきた時
(4)医学判断が不可能な時

※(3)は患者のプライバシー守秘義務に抵触するからであり、
 本人の承諾がある場合などは、ここでいう『正当な理由』には入りません。

要するに、先記のように『書くに値しない』というのは正当な理由には当たらないのです。

でも、私が実務でやる時には、医師法第19条を引き合いに作成をお願いしたことはありません。
何故かというと、ただ書いてもらうだけでは意味がないからなのです。

きちんと病状を伝え、それを反映した内容を書いてもらわなければなりません。
要するに、ゴリ押しして本来の症状よりも軽い診断書が上がって来ても困るのです。

障害年金を請求しようと思ったら、先ず医師にその旨を伝えて下さい。
そして、主治医の反応を見ましょう。

そこで「分かった、書いてあげるよ」と言われるのであれば、医師に書く意思があるのですから、
こちらの言い分も聞いてもらえる可能性があると言えます。
不正を持ちかけるという意味ではありません。誤解のないように。

逆に色々理屈を付けて拒まれる場合は、先記の医師法第19条を持ちだしたところで、
書いてもらえない、若しくは、本来よりも軽い内容の診断書が出来上がる可能性があります。
場合によっては、病院を代えるというのも選択肢の一つでしょう。
(個人的にはあまり好みませんけど、そうも言っていられないこともあります。)

ただし、主治医を信頼しているのであれば、あまりオススメは出来ません。
粘り強く説得する方がいいかも知れませんね。

…まあ、偉そうなことを書いていますが、私も物凄く悩みます(+_+)
私は社労士が関わることで、主治医との関係が悪化することは、
絶対にあってはならないと思っています。
それだけに、医師との面談同行をする際は、非常に気を使います。

今回はどちらかというと、現在の状態を記した診断書を書いてもらうケースについて述べてみました。

では、障害認定日の診断書(過去の診断書)を書いてくれない場合はどう対処するのか?
長くなって来ましたので、続きはまた次回



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
http://www.tabira-sr.com





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