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2012年12月11日 (火)

谷間の障害年金①

こんばんは

皆さんは飲み会の機会は多いですか?
私も11月の中旬くらいから、毎週コンスタントに入っています
どうしても暴飲暴食しがちなこの時期、体調管理は必須ですね。
その前に、飲み過ぎに注意しないとイカンですね

さて、今回は『谷間の障害年金』について書きたいと思います。

平成61年3月以前に初診日のある人については、
現在にはない保険料納付要件を求められていました。

例えば、旧厚生年金保険法の障害年金には、現在にはない6ヵ月要件というのがありました。
これは、
初診日の属する月の前月までに、
公的年金の加入期間を合算した期間が6ヵ月以上
でなければならないというものです。
※昭和51年9月以前に初診日があるものについては、初診日を障害認定日に読み替えて下さい。

しかし、これには大きな落とし穴がありました。

例えば、下記の2つの事例を考えてみましょう。
(共に障害の程度は、障害等級に該当する程度のものであるとする)


①高校を卒業して昭和59年4月から株式会社○○に入社し、
 その年の6月に交通事故に遭い、重い障害が残りました。
 
※入社当時、18歳であった。

この場合、初診日の前月以前(要するに昭和59年5月以前)に、
公的年金の加入期間は2ヵ月しかないため、
前記の6ヵ月要件を満たすことが出来ません。
その為、障害年金を受給することは出来ませんでした。

ところが、下記のケースではどうでしょう。


②高校を卒業して昭和59年4月から実家の家業(自営業)を手伝っていました。
 その年の6月に交通事故に遭い、重い障害が残りました。

※家業を手伝い始めた当時、18歳であった。

この場合、20歳前障害ということになりますので、保険料納付要件は問われません。
したがって、旧国民年金法の20歳前障害による障害年金を受給することができました。

いかがでしょうか?

高校を卒業してすぐに働きだして、
その年の6月に交通事故により重い障害が残ったというところまでは全く同じです。
違うのはどこで働いていたかだけ。

それによって、下記の2つの点が違っていたのです。


①厚生年金加入中であった
②公的年金には加入していない


要するに、厚生年金に加入していたがために障害年金を受給する事が出来なかったのです。

でも、これって明らかにおかしいですよね?

こういったケースの方を救済する救済措置が、平成6年11月9日に施行されました。
これを『谷間の障害年金』または『平成6年特例の障害年金』と呼びます。

・・・以上が前置きです(長っ)。

次回、その要件について見て行きたいと思います



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
http://www.tabira-sr.com




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