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2012年11月 5日 (月)

社労士受験学習ルーム(給付基礎日額のスライド制②)

こんばんわ

最近、携帯への迷惑メールが酷くて参っています
同じところからかどうかは分かりませんが、1日に50件ほど
仕方がないので、PCからのメールの受信は暫く出来ない設定にしています。
どこで情報が漏れたのかは分かりませんが、いい加減にして欲しいです。
皆さん、同じような経験はありますでしょうか?
これって困りますよね

さて、『給付基礎日額のスライド制』の2回目。
今回はスライドの仕組みについて解説したいと思います。

その前に、スライドは①休業給付②年金給付③一時金給付、
それぞれの給付基礎日額について行います。

②と③はほぼ同様の考え方をしますので、
ここでは①休業給付と②年金給付について、
ある点に着目して見て行きます。

ある点とは保険給付を行う期間の長さです。

先ずは休業給付から。
これは、仕事で怪我などをして治療の為に仕事を休む場合に支払われるものですよね?
実際どの程度の期間支払われるかというと、殆どが数日~数ヵ月程度です。
要するに期間が短いという特徴があります。

これに対して年金給付は、当初から長く支払うことを想定しています。
例えば障害(補償)年金。
これは平均の受給期間がだいたい25年と言われています。
先記した休業給付では、先ず考えられない数字です。
したがって、
期間が長いという特徴を持っています。

これらのことを念頭に置いて、少し詳しい点を見て行きましょう。

①どのくらいのスパンで考えるのか?

先ず、休業給付基礎日額のスライドから。
休業給付は給付の期間が短いのでしたよね?
なのでスライドについても短いスパンで考える必要があります。
したがって、1年を4分割した四半期単位で見て行くことになります。

それに対して年金給付基礎日額のスライド。
これは期間が長いのでしたよね?
したがって、先ほどより長い1年単位で見て行くことになります。

②スライドの要件について

先ず休業給付基礎日額のスライドについてですが、
私が考えるに政府も積極的にスライドを行う気はありません。
(「そんなことないですよ」、と厚労省のお役人さんからは怒られそうですが

だって、給付期間が短いんですよね?
ちょっとやそっとお金の価値が変わったところで、
期間が短いのであればそんなに不平等にはなりませんよね?

ただし、平均給与
(日本全体での給与所得水準的な意味で捉えて下さい)
が110/100を超え、または90/100を下回る
要するに10%を超えるような大きな変動があった場合は、スライドを行います。
(それ以外はスライドは行われません。)

そうしないと、流石に不平等が生まれますからね。
・・・しかし冷静に考えると、そんな短期間でそれ程の変動はめったに起きることではありませんよね?
冒頭に「積極的にしない」と書いたのはその為です。

次に年金給付基礎日額のスライドについて。
これは、給付の期間が長いのでしたよね?

したがって、短い期間で考えるとそれ程の差は生まれない場合でも、数十年後にトータルで考えると、
大きな差が生じ、不平等が生まれてしまうことがあります。

従って、僅かな変動でもスライドが行われることになります。
(これを『完全自動物価スライド制』といいます)

いかがでしょうか?
スライドについては結構細かい要件がありますが、
おおまかに言うと給付期間の長短によって説明がつきます。

給付基礎日額のスライド制につては、
数年に1度1問(5肢)まるまる出題されるという傾向があります。
ここ3年ほど出ていませんので、そろそろ狙われる頃かも知れません
このブログを読んで、基本的な考え方を理解していただければ幸いです



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
http://www.tabira-sr.com




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