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2012年10月20日 (土)

保険外併用療養費②

こんばんは

今日は朝から鍼を打ちに行ってきました
2日ほど前から腰に違和感を覚え、
今朝は普通に動くのに支障をきたす程の痛みになっていたからです
幸い鍼の後は少し回復
昼から年金の研修会(遺族年金)に出席したのですが、
長時間の座学で再度悪化
原因はやっぱり『運動不足』ですよね~
「月」(にくづきへん)に「要」(かなめ)とは、体をよく表した漢字です
我々個人事業主は代わりが利きませんからね、健康管理は必須ですね

さて、保険外併用療養費の第2回目。
今回は数字を交えて、その具体例を見て行きたいと思います。

総医療費が100万円、
そのうち先進医療(厚生労働大臣の承認あり)の部分が20万円だったとしますね。

前回のブログでも取り上げましたが、大臣承認の先進医療については、
その部分については保険の適用はありませんが、
それ以外(基礎的な部分)については保険の適用があるのでしたよね?

したがって、この場合の自己負担分は、

先進医療分・・・20万円(全額自己負担)・・・①
基礎的部分・・・(100万円-20万円)×30%=24万円(保険適用により3割負担)・・・②
①+②=44万円(自己負担額合計)

したがって、自己負担額以外の部分である56万円(100万円-44万円)が、
保険外併用療養費として、加入している医療制度
(健康保険、国民健康保険、船員保険、各共済制度)から支払われることになります。

基礎的部分だけでも保険が利くと、これだけ負担が少なくて済むんですね。

余談ですが、私が障害年金の代理請求を行っている方で、
『脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)』というご病気の方がいます。
交通事故等の衝撃によって脊髄の一部が損傷し、そこから髄液が漏れだすことで、
頭痛、身体のあらゆる部分の痛み、吐気、倦怠感、疲労感、めまい、
体温調節機能の不調などを引き起こす病気です。

この病気の有効な治療法の一つとして『ブラッドパッチ』というものが用いられます。
これは、患者さん本人から血液を採取し、それを脂肪組織に注入するというものです。
血液の凝固作用を利用して、髄液の漏れた部分を塞ぎます。

私の依頼者様も、このブラッドパッチを行われたとのことですが、
1回に30万円以上かかっていたとのことです。
前回のブログでも書きましたが、これは混合診療(
前回のブログ参照)に当たるので、
全く保険の適用が無いためにこのような高額になってしまうのです。
(もっと高額な病院もあると聞きました)

それが、今年の5月に、このブラッドパッチが先進医療として承認を受けました。
今後は基礎的部分が保険の適用を受けることになります。
これにより、1回10万円程になったそうです。
(ただし、保険の適用を受けるためには、一定の要件があるようです)

もちろん、このブラッドパッチ自体が保険の適用を受けることになれば一番良いのですが、
先ずは先進医療として認められたことは、大きな一歩だと思います。

厚労省も治療法として有効かどうか、
副作用などを吟味しても認めるか否かを判断するために、
そんなに簡単には承認できないのでしょうね。

一方で、経済的事情により有効な治療法と分かっていても、
なかなか受けることが出来ない方が沢山存在します。
全額の保険適用はともかく、先進医療の承認については、
もう少し早めに出来ないものかと思います。



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
http://www.tabira-sr.com




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