« 失業保険(雇用保険の基本手当)⑦ | トップページ | 健康診断と初診日① »

2012年9月10日 (月)

失業保険(雇用保険の基本手当)⑧

こんばんは

イギリスロンドンでは、パラリンピックの閉会式がありました。
さまざまな障碍を抱えながらも、トップアスリートとして戦って来られた選手のみなさん。
本当に素晴らしいと思います
(勿論、これはメダルの有無は関係なく)
暫くはゆっくりして下さいね。
本当にお疲れ様でしたm(__)m

さて、失業保険の8回目(長っ)。

今回は離職理由による取り扱いの違いについて書きたいと思います。
もう少し具体的に言うと、自己都合で辞めたのか、
それともリストラ等によって離職を余儀なくされたかということです。

ここで復習なのですが、離職理由がリストラ等の場合は『特定受給資格者』、
雇い止め等による場合は『特定理由離職者』と呼ばれ、
自己都合で離職した者よりも、色々と優遇されます。

(特定受給資格者および特定理由離職者(以下、特定受給資格者等)の範囲は、コチラをご参照ください。)

では、取り扱いがどう違うのか?
大きく3つの点で違っています。

先ず、受給資格要件について。


【原則】離職日以前2年間に、被保険者期間が通算して12ヵ月以上であること。
【特例】離職日以前1年間に、被保険者期間が通算して6ヵ月以上であること。


自己都合で退職した場合は、【原則】の要件を満たさないと失業保険は貰えませんが、
特定受給資格者等の場合は、【原則】または【特例】のいずれかを満たせばOKとなっています。
(詳細はこのブログ
『失業保険(雇用保険の基本手当)②』参照)

次に受給までの流れについて。
自己都合で離職した場合は、
待機期間(最初に職安に出頭した日から7日間)が終了してから1ヵ月~3ヵ月の範囲で、
職安の所長が定める期間、失業保険は支給されないことになっています。
通常だと3ヵ月の制限が付くことになります。

「自己都合で辞めた場合は、失業保険を貰うまで3ヵ月待たなきゃイカン」

とか言いますよね?
アレのことですよ

このブログ
『失業保険(雇用保険の基本手当③)』の中で、
受給するまでの手続きに付いて書きましたが、
待機期間後に3ヵ月の給付制限が入る事になります。

最後に失業保険を貰える日数(所定給付日数)について。
これも大きく違っています(詳しくは
コチラの表をご覧ください)。
例えば、離職時の年齢が40歳、被保険者であった期間が8年だったとすると、

自己都合で退職した場合・・・失業保険を貰える日数は90日
特定受給資格者等の場合・・・失業保険を貰える日数は180日

こんなに違うんですね

イメージとすれば、自己都合で離職した人と、
会社都合で離職を余儀なくされた人を同じように扱う訳にはいかないので、
上記3つの点で差別化しているという訳なんですね。

いかがでしたでしょうか?
今日まで8回に渡って、失業保険について説明して来ました。
はっきり言って、失業状態にならない方がいいことは分かっています。

しかし、長引く不況で離職を余儀なくされる方も少なくありません。
是非この制度を活用して、
日々の生活費を気にすることなく(という程貰えませんが)就職活動を頑張って欲しいと思います。



障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
http://www.tabira-sr.com




« 失業保険(雇用保険の基本手当)⑦ | トップページ | 健康診断と初診日① »

雇用保険」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 失業保険(雇用保険の基本手当)⑧:

« 失業保険(雇用保険の基本手当)⑦ | トップページ | 健康診断と初診日① »

フォト
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

ウェブページ