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2012年4月25日 (水)

知らないと怖い年金②

こんばんは。

昨日は遺族年金の例を書きました。
今回は障害年金について書きたいと思います。

ある30代の男性の方がいたとしましょう。
職場や家庭などで強いストレスがかかり、不眠症となってしまいました。
近所の内科で睡眠薬を処方されていましたが、不眠と不安症状は一向に良くならず、
その主治医から、精神科の病院を紹介されました。
そこを受診したところ、『うつ病』と診断されました。
それから、症状は徐々に悪化し、職場も辞めざるを得ず、
最初に不眠を感じてから15年後の今は、
家から全く外にでることも出来ないくらい症状は悪化しています。

この場合、障害の状態を考えると障害年金を貰える可能性があります。

障害年金を請求するには『初診日要件』というものを満たす必要があります。
この場合の初診日とは、不眠を訴えて近所の内科を受診した最初の日を指します。

ところが15年も前の病院ともなると、既に廃院している可能性もあります。
仮にまだ続いていたとしても、当時のカルテが残っているとは限りません。
(カルテの保存期間は、法律により5年と定められています。
即ち、5年以上前のものについては、保存義務はないということです)

何年も前の初診日の証明は簡単ではありません。
(次に行った精神科の病院で証明が可能、
または当時の診察券等の証拠などがあれば話は別ですが。)

結局、初診日の証明が出来なかった場合、どうなるのか?

障害の状態がどんなに重くても、
初診日要件を満たさないという理由で障害年金は支給されません。
(詳しくはこちらのサイトをご覧ください
http://www.tabira-sr.com

生活をするには、当然お金がかかります。
裕福な家庭はいいでしょうが、殆どの家庭において働き盛りの者が病気になるということは、
経済的にかなり厳しい状態になることを意味します。
決して多くはありませんが、僅かでも年金収入があるかないかでは大きく違いますよね?

この方、もしくはご家族、ご友人の方がこの『障害年金』の制度を知っていれば、
もっと早く請求ができたでしょうし、初診日の証明も容易だったと思われます。

このように、知らないと本当に怖いんですよ!

今回の事例もフィクションです。
でも、これに似た話は実際に聞いた事があります。

『遺族年金』『障害年金』
正直、社労士の受験勉強をするまで、私も知りませんでした

この国には、知らないと損をする制度が沢山あります。

これからもこのブログを通して紹介していきたいと思います。




障害年金の請求代行@熊本
たびら社会保険労務士事務所
http://www.tabira-sr.com





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